2016年12月〜2017年2月冬
きのこ会観察風景・きのこスナップ

2月5日第165回例会風景  雨、気温6℃立春とは言えまだ寒い

 雨にもかかわらず16名の皆さんが参加、19種(内変形菌1種)が観察できた。
   
   春のきのこを探すが、発生はまだのようだ。ようやく椿の下でツバキキンカクチャワンタケが見つかった。→

ツバキキンカク
      チャワンタケ

   (キンカクキン科)
 直径5mm余り、ようやく2個体発見!!。
   
スエヒロタケ裏面(スエヒロタケ科) 雨に打たれヒダが2重になっているのが良くわかる。

 オニカワウソタケ
  (タバコウロコタケ科)
 直径15cm程、木の枝を巻き込んで成長している(→部分)
   
 切り株の反対側にも…。上側は切り折られていて、断面が観察できる。
1月8日第164回例会風景  小雨→本降り(気温6℃〜7℃)
小雨の中44名以上が参加されて、26種(内変形菌1種)が観察できた。
   
   ハダイロガサ
   (ヌメリガサ科)
 別名オトメノハナガサとも言いヒダは垂生で疎。 先月に発生し乾燥気味。その後判明した御苑新産種。

   マンネンタケ
   (タマチョレイタケ科)
広葉樹の切り株に多数発生していた。縁起物と云われ初参加の方が発見!!。
   
スエヒロタケ(スエヒロタケ科) 一属一種。
 表面は粗毛で覆われている。

 ムラサキシメジ
  (キシメジ科)
 発生時は、紫色だが色があせて次第に褐色となる。乾燥気味のものが残っていた。
   
   キノコ新聞3号
 編集制作:あおちゃん、クイズもあるよ。よく観察できてるね。
12月11日第163回例会風景   曇時々晴間(6℃〜10℃)
 冷たい風の中63名以上が参加されて、41種(内冬虫夏草1、変形菌4種)が観察できた。
 観察に先立ち「松毬から出るきのこ」について解説を聞いた。    
(左中)ニセマツカサシメジ(フウリンタケ科)
(右)マツカサキノコモドキ(タマバリタケ科)


   ニガクリタケ(幼菌)↑
(成菌)↓
(モエギタケ科)
有毒





       ホネホコリの仲間
(カタホコリ科)変形菌の一種で直径約1mm。

 紅葉を背にシイ林内に持ち込まれた苑内の落葉の山で記念撮影。
   第36回顕微鏡観察
 午後15人が参加、11月例会分を含めて9種類のきのこなどを検鏡した。(↓1目盛=2.5μm)
   
(左)タマハジキタケ胞子(X400)
(右)コフキクロツチガキ胞子(X400)


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