2016年6月〜2016年8月夏
きのこ会観察風景・きのこスナップ

8月7日第159回例会風景 晴(31℃〜34℃)ヒートアイランド現象
 猛暑に近い中、老若男女36名以上が参加されて、17種(内変形菌2種)のきのこ等が観察できた。
   
   シイ林を観察するが、流れる汗と暑さで熱中症が心配されたため、11:15頃一旦観察会を修了した。
 アンズタケ
(アンズタケ科)しわひだを互いに脈状に連結している。ちょっと乾燥気味だった。
   
  ツヤウチワタケモドキ
   (タマチョレイタケ科)
毛がありやや肉厚などでツヤウチワタケ、ウチワタケと区別する。
カワリハツ(ベニタケ科)
傘の色が紫、淡紅、青、緑、オリーブ色など変化に富んでいる。

ススホコリ(モジホコリ科)変形菌の一種で、今夏は数種類が発生している。
キノコムシの一種?体長2mm位、硬質菌上に積もった土中に棲んでいた。
7月3日第158回例会風景  曇り後晴(気温31℃、湿度60%)
 ヒトヨタケの仲間
(ナヨタケ科)
 蒸し暑い中、65名以上が参加されて、63種(内冬虫夏草1、変形菌8種)のきのこ等が観察できた。   今回は多くのテングタケ類(右図の他にシロツルタケ、ツルタケ、アカハテングタケ、ガンタケ、イボテングタケ、ヒメコナカブリツルタケ、テングツルタケがでていた。
 フクロツルタケ
(シロウロコツルタケ)

(テングタケ科)猛毒
       オオツルタケ
   (テングタケ科)
ヒダに縁どりがある。
 キヒダタケ(イグチ科)
ヒダのあるイグチ類。
   
   ハリガネオチバタケ
   (ホウライタケ科)
 乾燥しているが、水につけると元に戻る。
6月12日第157回例会風景  曇り(27℃)
 少し暑い中、老若男女55名以上が参加されて、41数種(内変形菌4種)のきのこ等が観察できた。

   
    ニオイコベニタケ
(ベニタケ科)草地に発生!カブトムシの匂いがする。
 イロガワリホコリタケ
(ハラタケ科)たたくと頂上の穴から胞子がホコリのように舞出る。

 チチアワタケ
(ヌメリイグチ科)つばがない、イグチの仲間。 マンネンタケ(タマチョレイタケ科)新鮮な個体がでていた。薬用きのことして珍重される。
 第34回顕微鏡観察会
 午後、参加者13名、試料10種を検鏡した↓。
   
(左)アセタケのシスチジア、(右)コショウイグチムラサキホコリの胞子が混ざってしまい、 コンタミネーション(異物混入)といって観察するときは注意しなければならない。


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