2015年3月〜2015年5月春
きのこ会観察風景・きのこスナップ

5月10日第144回例会風景 (快晴、 気温20ー23℃)

 快晴の下74名以上が参加され、24種(内、変形菌2)のきのこ等が観察できた。
   
    新種のきのこ?
   いろいろのきのこグッズを携えてこられる参加者の多い中、 今回は新しいきのこに出会えた。

    フミズキタケ
   (モエギタケ科)
膜質のツバがある。御苑ではチップ上によく発生する。 ツバのないツバナシフミズキタケの群生も見られた。
   
   鏡を置いてひだの観察、ちびっ子達も熱心!  

   ヒトクチタケ
 (タマチョレイタケ科)
弱ったマツに発生、魚の干物臭がある。下面に穴があく。小さな甲虫が入っていることがある。
   
 大きなアカマツの幹半面側にびっしりと出ていた。
4月12日143回例会風景(薄曇り後晴れ、気温13ー19℃)

 参加者51名以上、33種(含冬虫夏草1)が観察できた。御衣黄桜の下で記念撮影。
   
    ギョイコウ(バラ科)
開花期は緑色だが、やがて中心部から紅色に変わる。


オオセミタケ(オフィオコルジケプス科)
アブラゼミの幼虫から出る。4〜5体の発生が見られた。
3種類のアミガサタケが発生していた。
   
   アミガサタケ
   (アミガサタケ科)

ツネノアミガサタケ(仮称)
(アミガサタケ科)
傘の網目の稜線が白いところが特徴。
   
 トガリアミガサタケ
   (アミガサタケ科)
(左)毛糸の作品を並べてくれた。

3月8日142回例会風景(曇り、 気温10ー12℃)

 参加者55名以上、33種(内、冬虫夏草1、変形菌1)が観察できた。観察に先立ち 萩本先生が本物のマツカサキノコ(ドイツトウヒの球果より発生)を持参され、解説していただいた。
   
    トガリアミガサタケ
   (アミガサタケ科)
      
       キクラゲ
   (キクラゲ科)
広葉樹に発生、漢字で「木耳」と書く。
   
      アラゲキクラゲ
   (キクラゲ科)
 キクラゲよりかたく表面が毛におおわれる。 (←↑撮影:佐野)  
第29回顕微鏡観察会
参加者9名、観察試料きのこ種数10種を見た。

(左)ベニタケの仲間の担子器、胞子
(右)マツカサキノコモドキのシスチジア
他にヒラタケ、クヌギタケの仲間、アラゲキクラゲ、トガりアミガサタケ、変形菌2種を検鏡した。 (撮影:河嶋)
   
 観察風景(撮影:梶山)


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