2014年3月〜2014年5月春
きのこ会観察風景・きのこスナップ

5月18日例会風景(快晴、   気温20ー24℃)


  先週の降雨では乾燥気味で、わずか16種(内冬虫夏草1、変形菌1)のきのこ類しか観察できなかった。93名以上の参加があった。


    アミスギタケ
(タマチョレイタケ科)
材上性、中心がへそ状にくぼみ、裏面がハチの巣状が特徴。    
   マンネンタケ幼菌
(タマチョレイタケ科)
 広葉樹から発生。先端の黄色い部分が成長してしゃもじ型になる。 霊芝といい「幸福を呼ぶ」とも言われている。  
ムラサキナギナタタケ
(所属科未確定)紫色で形がなぎなた様、見たままの和名がついている。松林の地上に発生。
   
   ススホコリ
(モジホコリ科)変形菌の仲間で、これから夏にかけていろんな種類の変形菌(粘菌)が発生する。

4月13日例会風景(曇り、気温13ー16℃乾燥気味)
  54名以上が参加され28種(内冬虫夏草1)のきのこを観察。オオセミタケ(→部)を撮影中。
   長年開かずの門だった「御所建礼門」が開門、記念撮影をする。

テングノメシガイの仲間(テングノメシガイ科)
 子嚢菌の一種。  
     
   コザラミノシメジ
   (所属科未確定)
   湾入上生が特徴。
          
   ウスベニイタチタケ
   (ヒトヨタケ科)
御苑では2009年に初めて見つかった。
ニセキンカクキン属(キンカクキン科)
 コブシのハナビラ(右)から発生したチャワンタケ、子嚢菌の一種。
 落ちた花弁で菌糸を生じ、 組織を分解して成長して晩秋に菌核となり、花の咲く頃にきのこになるというツバキやモクレンのキンカクチャワンタケと同じ仲間だろう。 2013年4月のスナップを参照。
3月16日例会風景(晴れ、  気温10ー17℃)
  春らしい日和に恵まれ、62名以上が参加され27種(内冬虫夏草1)のきのこを観察、白雲神社前できのこを探す。
     
   晴天の下、紅梅・白梅を背に記念撮影!。

   オオセミタケ(オフィオコルジケプス科)
 アブラゼミの幼虫から発生。(右:掘り出す)  
   
   トガリアミガサタケ
(アミガサタケ科)
先月より成長、5か所で発生が確認できた。
第25回顕微鏡観察会
独・米・中からの参加もあり、20名以上の方が6種のきのこの胞子などの観察を楽しんだ。
   
フクロツチガキの胞子(X400)(ヒメツチグリ科)



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