2013年6月〜2013年8月夏
きのこ会観察風景・きのこスナップ

8月11日例会風景(9時現在 32℃〜連日の猛暑日)
 11時には36℃。33名以上が参加され、38種のきのこ等(内変形菌2)が観察できた。

   
   ササクレヒトヨタケ
(ハラタケ科)名のように、傘の縁から液化して黒インク状となって滴下する。

   フクロツルタケ幼菌
(テングタケ科)  シロウロコツルタケともいい、猛毒きのこ。
   
   カエンタケ
(ボタンタケ科) 7月末にナラ枯れの切り株周辺部に発生、今回その残存基部が観察できた。触れただけでも 危険な猛毒きのこ。
   イロガワリ
(イグチ科) いぐちの仲間で、傷つくと青変する。縦に割った途端に青くなった
   
   クロハツモドキ
(ベニタケ科) このきのこも傷つくと、ゆっくりだが写真のように黒く変色する。有毒。

7月15日例会風景(薄曇り 27℃〜 湿度72%蒸し暑い宵々山)
 蒸暑い中、41名以上が参加され、60種のきのこ等(冬虫夏草1、変形菌3)が観察できた。

   
   ツノマタタケ
(アカキクラゲ科)
 にかわ質で多少ヌメリがある。枯幹や木製ベンチ等に出る。

   シロツルタケ
(テングタケ科)  草地にテングタケ科のキノコが数種出ている。ツルタケはつばが無くつぼがあるのが特徴である。
   
   テングツルタケ
(テングタケ科) 傘に灰黒色のつぼの破片を付着。柄の表面に灰色の小鱗片が覆う。
   チャタマゴタケ
(テングタケ科)
シイ、カシ林に発生。御苑には多い。

   
   ナラタケモドキ
(タマバリタケ科)
ナラタケに似るが柄につばが無い。広葉樹の根際や埋もれた根に束生する。
6月16日例会風景(午前中晴れ 27℃〜前日に16日ぶりの雨)
 真夏を思わせる日差しの下、62名以上が参加され、25種のきのこ等(冬虫夏草1、変形菌1)が観察できた。
第22回顕微鏡観察会
 午後からは20名ほどの参加を得て、キクラゲやマメザヤタケなど5〜6種を各自でプレパラートを作りミクロの世界を楽しんだ。
   ツルタケ成菌
(テングタケ科)  草地にツルタケが出ている。つばが無くつぼがあるのが特徴である。
   
   ツルタケ幼菌
 かわいい姿が目を楽しませてくれる。
   カイメンタケ幼菌
(ツガサルノコシカケ科)松の根に発生、柔らかな海綿質。
   
   ヒトヨタケの仲間
(ナヨタケ科)傘が液化して一夜で溶けてしまう。液化しないものもある。


Copyright (C)2013 京都御苑きのこ会 All rights reserved.
inserted by FC2 system