2013年9月〜2013年11月秋
きのこ会観察風景・きのこスナップ

11月4日例会風景(曇り時々晴れ気温17〜20℃)
  老若男女合わせて70名近い参加者があり、50種のきのこが観察できた。
     
   アカハツ
(ベニタケ科)
松林に発生、傷つくと桃色の乳液が少量分泌される。

   チチアワタケ
(ヌメリイグチ科)先月に続いて大量に発生していた。上部にツルタケも出ている。  
   
   イボテングタケ
(テングタケ科) テングタケに似ているが、つぼが複数のリング状になっているのが特徴。有毒。
   カラカサタケ
(ハラタケ科) ニギリタケとも呼ばれ、綿状で弾力がある大型のきのこ。
   
  ムラサキナギナタタケ(所属科未確定) 近くの松林に群生。以前はシロソウメンタケ科だったが現在では全くの遠縁種とわかった。
10月6日例会風景(晴〜快晴・秋晴れ気温27〜30℃)
  40名以上が参加され、乾燥気味の中、32種のきのこ等(内変形菌1)が観察できた。
 新産種きのこの解説を聴く皆さん。    
   ケシロハツモドキ
(ベニタケ科)
乳液の出ないシロハツモドキも出ていた。
   オニタケ
(ハラタケ科)
傘に小突起を付け、ひだは白色。落葉を分解、御苑では久しぶりの発生。  
   
   オオワライタケ
   (所属科未確定)
 御苑新産種。ツクバネガシの根元に大量発生していた。有毒。
   チチアワタケ
(ヌメリイグチ科) 裏面は管孔で黄色い。若い時には黄白色の乳液を出す。フェアリーリング(菌輪)が見られた。    
   キヒダタケ(イグチ科) 唯一ひだのあるイグチの仲間。傷つくと青変する種もある。毒?。
9月1日例会風景(9時現在 25℃〜曇り、湿度75%)
  41名以上が参加され、41種のきのこ等(内冬虫夏草1、変形菌1)が観察できた。子供達が一番に見つけてくれる。
   
   セミノハリセンボン
(ノムシタケ科)セミに生えた冬虫夏草の一種。虫ピンのような姿は不完全体といい、まだ完全体が見つかっていない。
   コウジタケ幼菌
(イグチ科)
甘い香りがする。管孔は傷がつくと青変する。  
   
   コウジタケ成菌
 カサの表面が細かくひび割れているのが特徴である。夏〜秋、公園内などの広葉樹下に発生する。

   ヒメツチグリ
(ヒメツチグリ科)
 右図は胞子と弾糸の検鏡写真。×400)
 
第23回顕微鏡観察会
   
 雨の中11名が参加され、ヒメツチグリ他3種のキノコのミクロの世界を楽しんだ。



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