2011年3月〜2011年5月春
きのこ会観察風景・きのこスナップ

5月15日例会風景(正午の気温25℃、快晴葵祭・行列巡行)

 大勢の葵祭見物人出の中、66名以上が参加されて変形菌2種を含む23種のきのこが観察できた。
     
 垣間に見えた巡行行列の一部。
   
 ハルシメジ
  (イッポンシメジ科)
 ここ数年間、梅林では余り見られなかったが今回は6個体余り見つかり、桃林でも1個体発生していた(下図)。
フミズキタケ
      (オキナタケ科)

 ツバの無いツバナシフミズキタケも含めて、枯葉の堆積上に多数発生していた。
 直径1mほどのリング状に発生している(菌輪)箇所も見られた。


4月17日例会風景(朝13-16℃、快晴爽やかな観察日和)

 新緑の下81名が参加され、21種のきのこや変形菌が観察できた。
     
 満開の里桜をバックに記念撮影。
   
 トガリアミガサタケ
  (アミガサタケ科)
 今月もたくさん発生していた。最大で155mmの個体も見つかった。
オオセミタケ(バッカクキン科)

 今回も4個体が見つかった。
 表面の白い斑点は、子のう殻孔口部から胞子が出ている事を示している。

3月13日例会風景(朝9℃、快晴
 満開の梅林を観賞、65名が参加された。 春の訪れを告げる代表のきのこの子嚢菌3種をはじめ、26種のきのこや変形菌が観察できた。

     
 トガリアミガサタケ
  (アミガサタケ科)
 春一番、イチョウの近くに発生する子嚢菌。
オオセミタケ
  (バッカクキン科)
 アブラゼミの幼虫から出てくる冬虫夏草。これも子嚢菌の一種だ。
   
  ツバキキンカク
     チャワンタケ

     (キンカクキン科)
 埋もれた椿の花弁などから発生する茶碗型の子嚢菌の一種。
エノキタケ(キシメジ科)
 1・2月に観察したエノキタケがまだ残っていた。古い姿を観察するのも大切。
   
 第14回顕微鏡観察会
 PMの顕微鏡観察会は15名が参加され、今回は顕微鏡の台数を増やして、多数のきのこや変形菌を観察した。


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