2011年9月〜2011年11月秋
きのこ会観察風景・きのこスナップ

11月 6日例会風景(集合時20℃曇、  昼蒸し暑くなる。)

 御苑一般公開の日、48名以上が参加され58種(冬虫夏草1/セミノハリセンボン)が観察できた。
     
ハリガネオチバタケ
    (キシメジ科)
 押し花に出来るキノコの一つ。  
 マツカサキノコモドキ
(キシメジ科)
   
    ニセマツカサシメジ
      (キシメジ科)
 地中に埋もれた松毬から発生するキノコは、御苑では5種類知られているが、代表的な3種が見られた。
 マツカサタケ
(マツカサタケ科)
 松毬から出るカサの裏が針状になっている。
   
 サクラタケ
   (キシメジ科)
   美しい桜色、大根の匂いがする。ムスカリンという毒成分を含む。
10月23日例会風景(集合時22℃、快晴。時代祭巡行)

 昨日の雨で順延となった時代祭と重なり、巡行前の行列を横目で眺めながら70名以上が参加され43種(冬虫夏草1)が観察できた。
     
ムラサキナギナタタケ
    (シロソウメンタケ科)
 この時期、御苑では松林の地上に多数発生している。  
 テングツルタケ
(テングタケ科)
草地にはツルタケがたくさん出ていたが、その中に発生していた。
   
    カニノツメ
      (アカカゴタケ科)
 ハサミの間のグレバ…悪臭で虫を呼び身体につけて胞子を運ばせる、という高度な技を持つ。
 コカブイヌシメジ
(キシメジ科)
 桜餅のような甘い匂いがするが、ムスカリンという毒成分を含んでいる。
   
 ムラサキシメジ
   (キシメジ科)
   始めは美しい紫色をしているが、次第に色があせて褐色になる。
9月25日例会風景(集合時20.8℃、爽やかな秋空。昼前には24℃)

 台風15号も遠ざかり爽やかな日、76名以上の方がご参加、42種のきのこ(内変形菌1種)が観察できた。
     
 ブンゴツボマツタケ
(仮称)
    (ハラタケ科)
 2009年以来御苑では毎年発生、今年も出ました。まつたけ臭のするきのこ。  
 キツネノカラカサ
(ハラタケ科)
アカキツネガサとよく似ている。柄の色が薄茶色で区別できる。
   
    コウジタケ
      (イグチ科)
 広葉樹下に発生。管口が青変し甘い香りがする。

 アカヤマタケの仲間
(ヌメリガサ科)  秋の雑木林に発生する中型のきのこ。黒変するとアカヤマタケだ。
   
 カイメンタケ
   (サルノコシカケ科)

  古い松に発生する。アズマタケに似るが、傘が薄く軟らかいので区別できる。


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