2009年春
きのこ会観察風景・きのこスナップ

5月17日例会風景新緑の季節 !(朝の気温16℃)
新緑に映える小雨の梅
林、ハルシメジを探すが
発生が見られなかった。
35名余りが参加され、
34種のきのこと変形菌
1種が観察できた。

  
   ヨクワカラナイ?
   (不明種)
御苑には養生のため
木材などのチップ類が
が敷かれる。そのため
これまで見られなかった
きのこが時折発生する。
このきのこも???。
調べてみることにした。



チチタケの仲間
  (ベニタケ科)
ヒダを傷つけると乳白の
液(乳)が滲み出してく
る。

   
  ウスベニイタチタケ
  (ヒトヨタケ科)
御苑での新産種だ。

   
  ヒトヨタケの仲間
  (ヒトヨタケ科)
きわめてきれいな姿の
個体が発生していた。
ヒメカバイロタケ
     (キシメジ科)
このきのこも新産種
のようだ。

   
   カワウソタケ(幼菌)
(タバコウロコタケ科)
ヒダナシタケ類の仲間で、
桜などの木に発生する。
これは伐採木の集積場
に積んである古木に発
生していた。

ツルタケ発生・動画)
早々と顔を出していた。
(再生するには、Quick
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が必要です
。)

4月 5日例会風景御苑の春、本番!(晴・昼の気温20℃)
満開の桜の下で記念撮
影・・・。
一気に春めいた暖かい
日、50名余りが参加さ
れ、34種のきのこが
観察できた。

      
   オオゼミタケ
   (バッカクキン科)
アブラゼミの幼虫から発
生する冬虫夏草の一種。
2月の観察会のときより
大きく成長していた。
(備考)最近の研究によ
ると(トウチュウカソウ科)
に分類されるようだ。
ホコリタケ
  (ホコリタケ科)
成長すると頭頂部に穴が
開いて煙(ホコリ)のよう
に胞子を散布する。
   
散布の様子…上手く写っ
たかな?。
   
表面のイボ〜トゲ状の形
や色で更に詳しく分類さ
れる。

キクラゲ(解説・動画)
     (キクラゲ科)
広葉樹の枯れた部分に
見事に発生していた。
   下部の黒い箇所は
    ヒメキクラゲだ。

   
   イタチタケの仲間
     (ヒトヨタケ科)
採らずに観察するには、
鏡があると良い。
きのこの下に鏡を置い
て、裏のヒダ部分を観
察する。


3月 8日例会風景スギ花粉が飛散・・・!(晴・昼の気温14℃)
好天の下、スギ花粉ピ
ーク!そのような中、マ
スク姿も多く50名余りが
参加された。32種のき
のこが観察できた。

   
   トガリアミガサタケ
   (アミガサタケ科)
2月には、まだ1cm程
だったが、既に10cm以
上に成長したものが
林立していた。


チャムクエタケモドキ
  (チャヒラタケ科)
カサの径が1〜3cm,
柄の基部が白色菌糸毛
に覆われている

   
   ヒトヨタケの仲間
     (ヒトヨタケ科)
カサの縁から次第に黒
く溶けていく。




ニガクリタケの裏面。
     (モエギタケ科)
エノキタケとよく間違わ
れ、中毒事件を起こす
毒キノコの代表。
     裏面のヒダの色が、
黄〜黄土色で、エノキタ
ケの白色と区別できる。
   
   コフキサルノコシカケ
     (マンネンタケ科)
桜の木、地上から2.5m
ほどの高さに発生して
いた。


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