2008年夏
きのこ会観察風景・きのこスナップ

6月22日例会風景梅雨(朝25℃85%)
梅雨の真っ只中、33
人の方が参加され、
イボテングタケツル
タケ
テングツルタケ
ヒメコナカブリツルタ
タマゴテングタケ
モドキ
等のテングタケ
科をはじめ60種を観
察した。
写真は、撮影の順番待
ちをされている皆さん。
   
ハナオチバタケ
(キシメジ科)
唯一、押し花が出来る
きのこの代表。
類似種の
ハリガネオチバタケ
多数見られた。
クモタケ
  (スチルベラ科)
今季初のクモタケ、珍
らしく草地から発生して
いた。

   
         (右)カワリハツ
            (ベニタケ科)
(左)アセタケの仲間
(フウセンタケ科)
ベニタケ科では、
クサハツキチャハツ
アカハツニセクロハ
などがたくさん見られ
た。



オリーブサカズキタケ
(キシメジ科)
高さ2cm程度の、名前
通りの美しいきのこだ。

   
ムラサキナギナタタケ
(シロソウメンタケ科)
灰紫色で、名前通り長
刀を思わせる。

第4回
     顕微鏡観察会

今回は、ニオイコベニ
タケ
の特徴ある形をし
た縁シスチジアや
変形体の原形質流動
等を観察した。 20名余
が参加された。
7月13日例会風景梅雨明けか(猛暑)?(朝30℃63%)

30℃から昼には35℃近
い猛暑の中、45人以上
の方が参加された。

   
珍しい シロツルタケ
         (テングタケ科)
をはじめ41種が観察
できた。


珍菌のその後…、
シマイヌノエフデの
   近縁種(調査中!)

  (スッポンタケ科)
   
コイヌノエフデにも
似ているが、午後の顕
微鏡観察会で胞子の
大きさを測ったところ、
それよりかは小さく、
また臭いもドクダミ臭に
似ていたので、(右へ)

ヤブレベニタケ
  (ベニタケ科)
   
   シロハツモドキ
      (ベニタケ科)
等、ベニタケ科の
キノコがたくさん発生し
ていた。

(左から)
コギツネノエフデでは
ないかと判断できた。
(参照:原色日本新菌
類図鑑U)(7/13)
     ・・・がその後、
   顕微鏡撮影をして
胞子の正確な寸法を
測定し、また頭部の胞
子液を洗い落として観
察したところ、特徴ある
環紋状突起が確認で
きた。ただ、匂いが吉
見先生記載のバナナ
臭(御苑報告第3集)と
異なるので、さらに専
門家に同定を依頼する
ことにした(7/27)。


第5回
     顕微鏡観察会

会を重ねる毎に、薄片作
りやプレパラート製作も
上達してきた。
   

  今回から、接眼ミクロ
メータ(スケール)が装備
   
されたので、胞子の大き
さやシスチジアの長さな
どが測れるようになり、 よ
り観察し易くなった。
(1目盛りは2.5μm)



8月10日例会風景猛暑日(朝31℃62%、昼35℃を越える。)
連日の猛暑日、朝から
の強い日差しにもかか
わらず、40人近い方
が参加され、テングタケ
科をはじめ35種を観察
した。

先月から宿題になって
いた腹菌類は、その後
専門の方に確認しても
らったところ、やはり
シマイヌノエフデ
(スッポンタケ科)
だったと結論できた。

シロツルタケ
  (テングタケ科)
カサが広がり、条線が
美しい。
   
  チャタマゴタケ
   (黄色タイプ)

      (テングタケ科)
キタマゴタケは、かさ
全体が黄色単色なので
区別できる。
第6回
     顕微鏡観察会

今回は、10名余が参
加され、自分で薄片を
切り出し、 プレパラートを
作成して担子柄や胞子
を観察した。






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