2007年秋
きのこ会観察風景・きのこスナップ

11月11日例会風景
今回は、40名を越え
る方々が参加され、
60種以上のきのこと、
変形菌2種が観察で
きた。

エノキタケ
          (キシメジ科)
     
天然のエノキタケ!!
鍋に入れる白いエノキ
は、人工的にモヤシ状
に栽培したものだ。





ホコリタケ
      (ホコリタケ科)
腹菌類の仲間で、頂
部に穴が開き胞子が
煙のように飛び出し
ていく。

ヒメムラサキシメジ
        (キシメジ科)
       
ナスの紺色をした、ヒ
ダが白く柄の下部が
白い軟毛で覆われた
美しいきのこ。よく似た
ナスコンイロイッポン
シメジ
のヒダは肉色と
なる。

オニタケ(ハラタケ科)
傘表面に突起をつけ、
柄の白いツバより下に
鱗片が付く。

オニタケの表面突起
   

キツネタケ
         (キシメジ科)
   
柄の根元に紫色の菌
糸が無いことで
オオキツネタケと区
別する。
10月 8日例会風景(体育の日)
雨天の中、30名の
方々が参加され、51
種のきのこと、変形菌
1種が観察できた。
  
キノコカサタケ(?)も雨
に映え、近くのTV局の
インタビューに皆さんも
こころよく応じていた。

実体顕微鏡で観察!
     
きのこの観察には、
虫眼鏡やルーペが
必須のアイテムだ。



テングツルタケ
      (テングタケ科)
今回も先月に続いて、
テングタケの仲間がよ
く発生していた。


アンズタケ
        (アンズタケ科)

乾燥すると杏の匂い
がする。
また、同じ仲間の
クロラッパタケ
も多数
観察できた。



チチアワタケ
         (イグチ科)
傘表面が雨に滑ってい
る。径7〜8mの大きな
菌輪(fairy ring)が見事
だった。
裏面の管口部分を傷
つけると、乳液が出る。

乳液が出るきのこはベ
ニタケ科に多く、総称し
てチチタケ属という。
ツチカブリ
         (ベニタケ科)
   
白くてがっしりとしてい
て、ヒダを傷つけると
乳が出てくる。
9月 9日例会風景(残暑が厳しい!)
某TV局が観察会風景
を取材に来ていた。

チャタマゴタケ
      (テングタケ科)
も、TV出演した。
     
今回は、テングタケの
仲間が多く発生して
いた。



チャタマゴタケ
      (テングタケ科)
黄色味を帯びた茶色が
よく目立つ。
幼菌も顔をのぞかせて
いた。

シロツルタケ
     チャタマゴタケが、
並んで発生している。
          (テングタケ科)




タマゴテングタケ
                  モドキ

   (テングタケ科)
白いヒダのツルタケ
ダマシ
に似ているが、
ヒダの色も観察して
判断しなければならな
い。    これは、ヒダが
ピンク色だった。

ツクツクボウシタケ
      (スチルベラ科)
   
昨年の秋にも見つかっ
た冬虫夏草!


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